![]() Tube de catheter
专利摘要:
公开号:WO1989000829A1 申请号:PCT/JP1988/000732 申请日:1988-07-21 公开日:1989-02-09 发明作者:Hiroaki Honda;Masahiro Nudeshima 申请人:Terumo Kabushiki Kaisha; IPC主号:A61B1-00
专利说明:
[0001] 一 一 曰月 系田 [0002] 発明の名称 [0003] カテーテルチューブ 技術分野 [0004] 本発明は、 例えば、 体腔に挿入して用いられ、 該体腔内部の 観察およびノまたは体外位置から体腔内壁面への医療処置を行 うカテーテル、 特に内視鏡 (ファイバースコープ) を構成する カテーテルチューブに関する。 背景技術 , [0005] 内視鏡は、 体外位置から挿入した体腔内の観察を行い、 さ ら に体腔内壁への薬液の投与、 レーザー光線の照射といった医療 処置を行う こ どができるため、 近年注目され、 その開発が進ん でいる。 [0006] この内視鏡、 特に血管のような細い体腔内を観察する内視鏡 は、 可撓性を有するカテーテルチューブ内に送光用および受光 甩の光フ ァィバーの束が収納され、 力テーテルチユーブを血管 'のぎ的部位まで挿入すると ともに送光用フアイバー (ライ トガ イ ド) の先端よ り発せられた光を観察部へ照射し、 その反射光 を受光用ファイバー (イメージファイバ一) の先端より取り込 、 その映像を受像部へと導く ことにより観察を行うものであ る。 [0007] また、 血管内を内視鏡を甩いて観察するに際しては、 観察し よう とする部分において視野の妨げとなる血液を排除した上で 観察が行われる。 [0008] しかしながら、 このような従来の内視鏡に用いられる力テ一 テルチューブには、 次のようないくつかの問題点があった。 [0009] [第 1問題点] · [0010] 従来の内視鏡は、 ライ トガイ ドおよびイメージファイバーを 束ねた光ファイバ一束の先端部が、 カテーテルチューブの先端 とほぼ同一面上に固定ざれていた。 そのため、 カテーテル チューブを体腔に挿入する際、 光ファイバ一束の先端がカテー テルチューブを挿入するための器具 (ガイ ドカテーテル) 等に 接触し、 受光面であるイメージファィバーの先端面に傷が付 き、 観察画像の鮮明度が損われるという欠点がある。 [0011] さらに、 光ファイバ一束の固定方法は、 光ファイバ一束の先 端をカテーテルチューブの先端に一致させ、 光ファイバ一束の 先端部分を接着剤により接着して固定するため、 製造工程にお いて光ファイバ一束の先端面に接着剤が付着し易く、 結局、 観 察画像の鮮明度に悪影響を及ぼすという欠点を有していた。 また、 光ファイバ一先端面の傷付き防止のために、 光フアイ バー先端部をカテーテルチューブのルーメ ン内に引っ込んだ状 態で固定するこ と も考えられるが、 これではルーメ ンの内壁が 視野の妨げとなり、 観察が困難となるか、 または極めて狭い視 野の観察しかできないものとなる。 [0012] 更に、 従来の内視鏡では、 体腔内において観察部位を変更 (体腔長手方向) する際、 バルーンを一度収縮させて力テーテ ルチューブの体腔'に対する固定を解除し、 次いでカテーテル チューブを目的部位まで体腔長手方向に移動し、 再びバルーン を膨張させてカテーテルチューブを体腔に対して固定し、 透明 液体を噴出して観察を行う という煩雑な操作を行わねばならな いという欠点もある。 [0013] [第 2の問題点] [0014] 従来、 視界の妨げとなる血液を排除する方法は、 チューブ外 周回 り に形成されたバルーンを膨張させて血液の流れを遮断 し、 次いで観察しょう とする部分に生理食塩水のよ うな透明液 体を噴出して血液を排除し、 代わりに透明液体を充満させるこ とに'よ り行われる。 [0015] 従っ て内視鏡を構成する従来のカ テーテルチ ューブは、 チューブ本体に光ファィパーを収納するための専甩ルーメン、 バルーシを膨張、 収縮するための液体の流路としての専用ル一 メンおよび血液排除のために噴出させる透明液体の流路として の専用ルーメンが形成されていた。 [0016] このように、 チューブ本体に用途の異なる 3本の専用ルーメ ンが別個に形成されており、 かつ、 各専用ルーメンは、 それぞ れの機能を十分に発揮するために所定の内径を必要とすること から、 カテーテルチューブの細径化が極めて困難であった。 [0017] なお、 バルーン膨張用の専用ルーメンを省略するためにノ ルーンを用いないカテーテルチューブも考えちれるが、 この場 合、 バルーンにより血液の流れが遮断されないため、 透明液体 の噴出だけでは視野の透明化が困難であり、 鮮明な画像が安定 的に得られない。 また、 この場合、 視野を透明にするために は多量の透明液体を噴出しなければならず、 人体への安全性が 低下するという欠点もある。 [0018] [第 3の問題点] [0019] さらに、 膨張したバルーンにより血液流を遮断する上述した 血液の排除方法においても、 例えば動脈内での観察において は、 血液の逆流を生じることがあり、 また、 人体への安全を考 慮して血液を長時間遮断することはできないため、 観察時間が — 一 制限されるという欠点もある 発明の開示 [0020] 本発明の目的は、 例えば内視鏡を構成した場合に、 鮮明で視 野の広い観察を可能とし、 [0021] また、 簡易な構造で体腔の観察や医療処置を行う こ とがで き、 [0022] また、 従来のカテーテルチューブに比べ機能の低下を生じる こ となく 、 細径化 図ることができ、 [0023] また、 体腔、 特に血管内での長時間にわたる観察や医療処置 をも可能とするカテーテルチューブを提供するこ とにある。 [0024] このような目的を達成するために、 本発明者らは鋭意研究の 結果、 次のような構成を見い出した。 [0025] まず第 1 に、 観察または医療処置器具である光フアイバーの 束をカテーテルチューブの軸方向に移動可能と し、 カテーテル チユーブを体腔に挿入する際には光フ アイバー束の先端を光 フアイバー収納用ルーメン内に位置させ、 体腔内の観察または 医療処置を行う際には光ファィバ一束の先端を外部に突出させ て観察を行う ことができる構成、 [0026] 第 2 に、 チューブ本体に形成される光フ ァイバ一の収納用 ルーメ ン、 バルーンの膨張用ルーメ ンおよび透明液体噴出用 ルー ンを単一のルーメ ンにて共用するこ と、 [0027] 第 3に、 チュ一ブ本体に膨張して血液流を遮断する第 1およ び第 2のパル一ンを設け、 それらのバル一ン間に視界の妨げ となる血液を排除するための透明液体を充満させて観察を行 う こ とができる力テーテルチューブ、 さらに、 両バルーンの 外方同士を連通するバイパスを設け、 観察中にもこのバイ J スを通して血液が流れるようにしたことを見い出し本発明に 至った。 ' [0028] 即ち、 本発明の第 1の態様は、 [0029] 体腔に揷入して甩いられるカテーテルチューブであって、 チューブ本体と、 [0030] 前記チューブ本体先端部のチューブ外周壁回りに設置された 膨張、 収縮自在な少なぐども 1つのバルーンと、 [0031] 前記チューブ本体に形成され、 チューブ本体先端部へ開放す る器具収納用ルーメンおよび注液用ルーメンと、 前記チュー ブ本体に形成され、 前記バルーン内へ連通するバ Jレーン膨張用 ルーメンと、 [0032] 前記器具収納用ルーメンに収納ざれ、 前記体腔内を観察また は医療処置するための観察または.医療処置器具と、 前記カテーテルチューブの基端側に設置され、 前記器具収納 甩ルーメ ンの基端側を液密に保持しつつ、 前記観察または医療 処置器具を前記チューブ本体軸方向に移動させ、 前記観察また は医療処置器具を前記チューブ本体に対し所要の位置に固定す る操作具とを有することを特徴とするカテーテルチューブであ る。 [0033] この態様における好ましい実施態様は、 次の通り である。 [0034] ( i ) 前記観察または医療処置器具は、 光ファイバ一の束であ り、 前記器具収納角ルーメンの内径は、 前記光ファイバ一の束 の外径の 1 . 1〜 3 . 0倍であること。 [0035] ( Π ) 前記光ファイバ一束の表面および または前記器具収納 用ルーメ ンの内面には潤滑処理がなされているこ と。 [0036] ( ΠΪ ) 前記操作具は、 前記器具収納甩ルーメ ンの基端部に連通 するよう接続されたシリ ンダ状の雌型コネクタ と、 該雌型コネ クタの内筒にシール部材を介して挿入され、 かつ前記観察また は医療処置器具が固着されたビス 卜 ン状の雄型コネクタとで構 成されるこ と。 ' [0037] ( iv) 前記操作具は、 前記器具収納用ルーメ ンの基端部に連通 するよう接続され、 その基端部に前記観察または医療処置器具 が固着された密閉型蛇腹管と、 該蛇腹管を収納し、 蛇腹管の伸 縮度を規定しうるホルダーとで搆成されること。 [0038] ( V ) 前記操作具による移動範囲は、 前記観察または医療処置 器具の先端部が、 前記器具収納用ルーメン内部の保護位置から 器具収納用ルーメンの先端開口より 0 〜 2 O m m突出した位置 までであること。 [0039] また、 本発明の第 2の態様は、 [0040] 体腔に挿入して用いられるカテーテルチューブであって、 チユーブ本体と、 [0041] 前記チューブ本 Λ先端部付近のチューブ外周壁回りに設置さ れた膨張、 収縮自在な少なく とも 1つのバルーンと、 [0042] 前記チューブ本体に形成され、 前記体腔内を観察または医 療処置するための観察または医療処置器具を収納しうる前記 チューブ本体先端部に開放した兼用ルーメンであって、 その観 察または医療処置器具と兼用ルーメンの内壁との間に流体が通 過可能 ¾兼用ルーメンと、 [0043] 前記兼用ルーメン内と前記バルーン内とを連通する側孔とを 有することを特徵とするカテーテルチューブである。 [0044] この態様における好ましい実施態様は、 [0045] (vi )前記観察または医療処置器具は、 光ファイバ一の束であ り、 前記兼甩ルーメンの内径は、 前記光ファイバ一の束の外径 の 1 . 1〜 5 . 0倍であることである。 [0046] また、 本発明の第 3の態様は、 [0047] 体腔に挿入して甩いられるカテーテルチューブであって、 チューブ本体と、 [0048] 前記チューブ本体先端部付近のチューブ外周壁回り に設置'さ れた膨張、 収縮自在な第 1 バルーンと、 [0049] 前記第 1 バルーンよ り基端側に所定間隔を隔ててチューブ外 周壁回りに設置された膨張、 収縮自在な第 2バルーンと、 [0050] 前記第 1 バルーシ内および第 2バルーン内へ連通するバル一 ン膨張用ルーメンと、 [0051] 前記第 1 バルーンと第 2バルーンの間から前記体腔内を観察 または医療処置する観察または医療処置器具を収納しう る器具 収納用ルーメ ンと、 [0052] 前記第 1 バル一ンと第 2バル一ンの間のチューブ外周壁に開 放する注液用ルーメ ンとを有することを特徵とするカテーテル チューブである。 [0053] この態様における好ましい実施態様は、 次の通りである。 [0054] (νϋ ) 前記チューブ本体は、 前記第 1 バルーンよ り先端側の チューブ本体に形成された第 1 開口と前記第 2バルーンよ り基 端側のチューブ本体に形成された第 2開口とを連通するバイパ ス用ルーメンを有すること。 [0055] (viii)前記第 1 バルーンの基端側と第 2バルーン先端側との間 陽は 1〜 Γ 0 0 m mである と。 [0056] また、 上記第 1 、 第 2および第 3の態様において、 前記バ ルーンは、 その膨張時の最小直径が挿入する体腔の最大内直径 とほぼ同等以上であるのが好ましい。 図面の簡単な説明 [0057] 第 1図は、 本発明のカテーテルチューブの一実施態様を示す 側面図である。 [0058] 第 2図は、 第 1図に示すカテーテルチューブの先端側の搆成 例を示す部分縦断面図である。 [0059] 第: 3図は、 第 2図中の. ΠΙ— ΙΠ線での断面図である。 [0060] 第 4図および第 5図は、 それぞれ第 1図に示すカテーテル チューブの基端側の構成例を示す縦断面図である。 [0061] 第 6図、 第 7匿および第 8図は、 それぞれ第 1図および第 2 図に示す力テーテルチューブの使用状態を示す部分断面側面図 である。 [0062] 第 9図は、 本発明のカテーテルチューブの一実施態様を示す 部分縦断面図である 第 1 0図は、 第 9図中の x - x線での断面図である。 [0063] 第 1 1図は、 本発明のカテーテルチューブの使用状態を示す 部分縦断面図である。 [0064] 第 1 2図は、 本発明のカテーテルチューブの一実施状態を示 す側面図である。 [0065] 第 1 3図は、 第 1 2図に示すカテーテルチューブの縦断面図 である。 [0066] 第 1 4図は、 第 1 2図中の xi v - x iv 線での断面図であ る。 · [0067] 第 1 5図、 第 1 6図および第 1 7図は、 それぞれ第 1 2図に 示すカテーテルチユーブの使用状態を示す部分断面側面図であ るに 発明を実施するための最良の形態 [0068] 以下、 本発明のカテーテルチューブを添付図面に示す好適な 実施態様に基づいて詳細に説明する。 [0069] なお、 以下の説明では、 代表的に本発明のカテーテルチュー ブを内視鏡に適用する場合について述べるが、 本発明は、 これ に限定されるものではない。 [第 1実施態様] [0070] 第 1図は、 本発明のカテーテルチューブ 1 aの構成例を示す 側面図、 第 2図は、 カテーテルチューブ 1 aの先端側の構成例 を示す部分縦断面図、 第 3図は、 第 2図中の m - m線での断面 図である。 [0071] これらの図に示すように、 カテーテルチューブ 1 aはチユ ー ブ本体 2 aを有し、 その先端部 (第 1図中左側) 付近のチュー ブ本体外周壁回りにバルーン 6 aが設置されている。 [0072] このバルーン 6 aは、 例えばシリ ユーンゴム、 ラテックスゴ ムのようなゴム材料、 またはウレタン、 ポリ塩化ビュル、 ェチ レン一酢酸ビュル共重合体等で構成され、 膨張、 収縮自在のも のである。 [0073] またチ ユーブ本体 2 aは、 例えばボリ塩化ビニル、 ポリ ウレ タン、 シリ コーンゴム、 ポリエチレン、 ナイ口ン、 エチレン一 酢酸ビニル共重合体等のような可撓性を有する材料で構成され ている。 [0074] チューブ本体 2 aには、 以下に述べるような用途、 機能の'異 なる種々のル一メンが形成されている。 [0075] 器具収納用ルーメン 3 aは、 チューブ本体 2 aの先端へ開放 しており、 このルーメン内には、 体腔内壁を観察または医療処 - - 置する観察または医療処置器具と しての光フ ァイバ一束 7 a が、 チューブ本体軸方向に移動可能なよ う に収納されてい る。 [0076] この光フ ァイバ一束 7 aは、 第 3図に示すよ う に、 送光用 ファイバー (ライ トガイ ド) 8 aおよび受光用ファイバー (ィ メ一ジフ ァィバ一) 9 aで構成されており 、 光フ アイバ一束 7 aの先端部 7 1 aは、 器具収納用ルーメ ン 3 aの先端開口 3 1 a付近に位置している。 カテーテルチューブ 1 aの基端 側 (第 1 図中右側)' の光源 (図示せず) よ り発せられた光は、 送光甩フアイバー 8 a内を伝達し、 その先端から観察部分へ照 射ざれ、 その反射光.を受光用フ ァィバー 9 aの先端よ り取り 込み、 その映像がフ ァイバー 9 a内を伝達され、 カテーテル チューブ基端側の受像部へ (図示せず) と導かれる。 [0077] これらの送光用および受光用フアイバーは、 いずれも石英、 プラスチック、 多成分ガラス等の光フアイバーで構成されてい る。 [0078] なお、 器具収納用ルーメ ン 3 a内において、 光ファイバ一束 7 aの移動が円滑に行われるように、 光ファイバ一束 7 aの表' 面および Zまたは器具収納用ルーメ ン 3 aの内面に潤滑処理を 施しておぐのが好ま しい。 潤滑処理としては、 シリコーンオイル、 テフロン、 オリーブ 油、 グリセリ ン、 ポリエチレングリコール等の潤滑剤のコ一 ティ ング、 または、 親水化処理等を挙げることができる。 [0079] 注液用ルーメン 4 aは、 チューブ本体 2 aの先端部へ開放 し、 この開口 4 1 aより体腔内に流体を注入し、 あるいは、 体 腔内より流体を吸引するこ とができる。 具体的には、 この ルーメン 4 aは、 カテーテルチューブ 1 aを挿入、 留置した体 腔内へ薬液等を投与するのに用いられ、 あるいは、 内視鏡によ り血管内を観察す 場合に、 視界の妨げとなる血液を押し出す ための透明液体 (例えば生理食塩水) 2 aを噴射するフラ シュ用チャ ンネルとしても用いられる。 [0080] ノ ルーン膨張用ルーメ ン 5 aは、 第 3図に示すよ う に、 A ルーン 6 内に連通し、 ノ ル一ン 6 a内へ流体 (気体でも液体 でもよいが、 血管に挿入する場合などの安全性を考慮して、 液 体が好ましい ) を送り込んでバルーン 6 aを膨張させ、 また は、 流体を排出して、 バルーン 6 aを収縮させるためのもので ある。 [0081] このバルーン 6 aは、 膨張時に挿入する体腔内壁面 2 7 1に 密着するようになっており、 体腔に対しカテーテルチューブ 1 aを固定する役割りと、 バルーン 6 aより前方 (チューブ先 端側) において視界の妨げとなる血液を排除し、 透明液体に 置換するに際しての血液の流入を遮断する役割り を持ってい る。 [0082] このような、 バルーン 6 aは、 膨張させたときチューブ本体 2 aの中心から放射状に膨張するようになつているのが好ま し い。 [0083] またバルーン 6 aの横断面形状は、 円、 楕円、 その他これに 類する形状が可能であるが、 挿入、 留置する体腔の横断面形状 に近似したものとすれば、 体腔への密着性が良好となり好ま し い。 [0084] 特にバルーン 6 aの膨張時のチューブ径方向の直径が最小と なる部分の直径 (最小直径) D min と、 挿入、 留置する体腔の 内壁の直径 (体腔収縮時) が最大となる部分の直径 (最大直 径) d max の関係が、 D min ≥ d max となるようにすれば、 ノ、 ルーン 6 aは体腔内に確実に密着するので好ま しい。 [0085] このようなバルーンは、 チューブ本体 2 aの長手方向に沿つ て複数個形成されていてもよい。 なお、 バルーン 6 a は、 チユーブ本体 2 aに対し気密または液密状態に取り付けられる 必要があり、 その取り付け方法としては、 別部材 (環状または 袋状のゴム部材等) を接着剤によ り接着し、 または糸を用いて しばり付ける方法、 あるいは、 チューブと一体成形または二色 成形する等、 バルーンの液密性を保持しうる任意の方法が可能 である 0 [0086] 第 1図に示すようにカテーテルチューブ 1 aの基端側 1 0 a は、 3本のチューブ 1 1 a、 1 2 aおよび 1 3 aに分岐してお り、 各チューブ 1 1 a、 1 2 aおよび 1 3 aは、 各々チューブ 本体 2 aの器具収納用ルーメン 3 a、 注液用ルーメン 4 aおよ びバルーン膨張用ルーメン 5 aに接続されている。 [0087] チユーブ 1 1 a 'の基端は T字管 1 4 aを介してコネクタ チューブ 1 6 aに接続され、 光ファイバ一束 7 aは、 チューブ l l a 、 T字管 1 4 aおよびコネクタチューブ 1 6 a内を挿通 しており、 さらにこのコネクタチューブ 1 6 aの基端側に光 ファイバ一束 7 aをチューブ本体 2 aの軸方向に移動させ、 光 フ ァイバ一束 7 aをチューブ本体 2 aに対し所望の位置に固 定ずる操作具 1 7 aが設置されている。 以下、 この操作具 1 7 aについて詳細に説明する。 [0088] 第 4図は、 操作具 1 7 aの構成例を示す縦断面図である。 同図に示すように操作具 1 7 aは器具収納用ルーメ ンの基端 側を液密に保持しうる手段 (液密保持部材) を有しており、 円筒状のコネクタであって、 その一端部がコネクタチューブ 1 6 aの基端部に連結された雌型コネクタ 1 8 aの内筒に例え ばゴムリ ングのようなシール部材 2 0 aを介してピス ト ン状の 雄型コネクタ 1 9 aが挿入された構造となっている。 そして光 ファイバ一束 7 aは雄型コネクタ 1 9 aに固着され、 雄型コネ クタ 1 9 aをその軸方向 (第 4図中の矢印方向) に移動する と、 これに伴って光ファイバ一束 7 a も器具収納用ルーメ ン 3 a内をチューブ本体軸方向に移動する。 この光フ ァイバ一 束 7 aの移動範囲は、 1 つの観察部位に対し、 光フ ァイバ一束 の先端部 7 1 aが ||具収納用ルーメ ン 3 a内の保護位置に位置 している状態 (第 7図に示す状態) から 先端部 7 1 aが器具 収納用ルーメンの先端開□ 3 1 a よ り 0〜 2 0 m m突出した 状態 (第 8図に示す状態) までとなるよ うな範囲とすればよ い。 [0089] 光フアイバー束先端の突出長さが 2 0 m mを超える と血管壁 を傷つけたり、 また、 光ファイバ一が折れる危険性が生じるか らである。 [0090] このような光ファイバ一束 7 aの移動範囲の設定は、 光フ ァ ィバー束の雄型コネクタ 1 9 aに対する固定位置等を調整する こ とによ り行えばよい。 [0091] シール.部材 2 0 aは、 雄型コネクタ 1 9 aに固着されてお り、 雄型コネクタを軸方向に移動させるとシール部材 2 0 aが 雌型コネク夕 1 8 aの内面 1 8 1 aに沿って密着しつつ摺動す るようになっており、 これにより、 液密性を保持する。 [0092] また、 雄型コネクタ 1 9 aが静止している状態では、 チュー ブ本体 2 aに して光フアイパー束 7 の位置が固定されてい る。 [0093] カテーテルチユーブ 1 aを用いて観察を行うに際しては、 T 字管 1 4 aに装着された流体注入コネクタ 1 5 aより流体、 例 えば生理食塩水の'ような液体を注入し、 器具収納用ルーメ ン 3 a、 チユーブ 1 l a内、 T字管 1 4 a内、 コネクタチュー ブ 1 6 a内および雌型コネクタ 1 8 a内に該液体を充満させ る。 : ノ [0094] これは、 カテーテルチューブ 1 aを血管内に挿入、 留置レた 際、 血液が先端開口 3 1 aより器具収納用ルーメン 3 a内に流 入するのを防止し、 あるいは器具収納用ルーメン内に流入した 血液による血栓を生じるのを防止するためである。 従って、 カテーテルチューブ 1 a外へ該液体または、 流入した血液が漏 出するのを防止するためにシール部材 2 0 aが設置されてい る。 [0095] なお、 シール部材 2 0 aは弾性材料で構成され、 雄型コネク 夕 1 9 aを操作したときにはこれが移動可能であり、 自然状態 では雌型コネクタ 1 8 a内の液体の圧力によつて移動されない 程度に雌型コネクタの内面に密着しているのがよい。 [0096] さらに、 雄型コネクタ 1 9 aの固定手段を設けてもよい。 第 4図に示す例と異なり、 操作具 1 7 aは、 リ ング状のシー ル部材を雌型コネクタ 1 8 aの内面 1 8 1 aに接着し、 この リ ング内径よ り若干大きい外径の雄型コネクタ 1 9 aをリ ング内 に嵌入した構成のものでもよい。 [0097] 第 5図は、 操作 S 1 7 aの他の構成例を示す縦断面図であ る。 同図に示す ^う に、 コネクタチューブ 1 6 aの基端部 に、 例えばエチレン一酢酸ビュル共重合体、 ポリ塩化ビュル、 ポリエチレン等で構成された伸縮自在の蛇腹管 2 1 aが連結さ れている。 そして、 蛇腹管 2 1 aの基端 2 1 1 aには光フ ァ ィバ一束 7 aが固着され、 蛇腹管 2 1 aの伸縮に伴って光フ ァ ィバ一束 7 aがチューブ本体軸方向 (第 5図中の矢印方向) に 移動するようになっている。 [0098] なお、 この蛇腹管 2 1 aは密閉型となっており、 上記と同様 器具収納用ルーメ ン 3 aの基端側の液密性を確保している。 [0099] このような蛇腹管 2 1 aは、 筒体 2 3 aおよび蓋体 2 4 aで 構成されるホルダー 2 2 a内に収納されている。 筒体 2 3 a および蓋体 2 4 aには、 それぞれ雌ねじ 2 3 1 aおよび雄ねじ 2 4 1 aが形成され、 蓋体 2 4 aを筒体 2 3 aに対し回転させ てこれらを螺合し、 その回転の数によって蛇腹管 2 1 aの伸縮 度を規定しうるようになっている。 蛇腹管 2 1 aの反発力に より、 蛇腹管 2 l aの基端部 2 1 1 aおよび先端部 2 1 2 a は、 それぞれ蓋体 2 4 aの内側底部および筒体 2 3 aの内側底 部に当接しており、 蓋体 2 4 aの回転が静止した状態では、 蛇 腹管 2 1 aの伸縮度は一定に保持され、 即ちチューブ本体 2 a に対して光フアイ 一束 7 aの位置が固定される。 [0100] なお上述した操作具 1 7 aの任意箇所 (例えば、 雄型コネク タ 1 9 aやホルダー 2 2 a ) に光ファイバ一束 7 aの移動距離 (先端開口 3 1 aからの突出長さ) を知ることができる目盛を 設けてもよい。 [0101] 以下、 カテーテルチューブ 1 aの作用について説明する。 [0102] 6図、 第 7図および第 8図は、 本発明のカテーテルチュー ブ 1 aの使用状態を示す部分断面側面図である。 [0103] 第 6図に示すように、 内視鏡としての力テーテルチューブ 1 aを体腔、 即ち、 血管 2 7内の目的部位に挿入留置する。 このとき、 カテーテルチューブ基端側の操作具 1 7 aの操作に より、 光ファイバ一束 7 aの先端部 7 1 aを器具収納用ルーメ ^ [0104] ン 3 a内の保護位置に位置させておく 。 これによ り、 カテー テルチューブ 1 aの挿入時に、 光ファイバ一束の先端部 7 1 a (特に受光面) がガイ ドカテーテルや血管 2 7の内壁面 2 7 1 等に接触して傷が付く のを防止し、 あるいは光ファイバ一束の 先端部 7 1 aによ り血管 2 7の內壁面 2 7 1 を損傷するこ とを 防止する。 [0105] 次に、 カテーテルチューブ基端側のバルーンコネクタ 2 6 a よ り バルーン膨張用の流体 (例えば生理食塩水のよ う な液体 や、 C 0 2 ガスのような気体) を注入し、 該流体をチューブ 1 3 aおよびバルーン 張用ルーメ ン 5 aを通じてバルーン 6 a 内へ送り込み、 第 7図に示すよ う にバルーン 6 aを膨張させ る。 [0106] 膨張したバルーン 6 aは、 血管 2 7の内壁面 2 7 1 に密着 し、 カテーテルチユーブ 1 aを血管 2 7に対して固定すると と もに、 血管 2 7内の血液 2 8の流れを遮断する。 [0107] さらに、 カテーテルチューブ基端側のフラッシュコネクタ 2 5 aよ り例えぱ生理食塩水のような透明液体 2 9 を注入し、 該 透明液体 2 9をチューブ 1 2 aおよび注液用ルーメ ン 4 aを通 じて.チューブ本体 2 aの先端部の開口 4 1 aよ り噴出させ、 ルーン 6 aよ り前方 (チューブ先端側) の血液 2 8を押し出し て排除し、 代わりに透明液体 2 9を充満させる。 [0108] なお、 ルーン 6 aは、 その膨張時の最小直径が、 血管 2 7 の最大内直径とほぽ周等以上であれば、 バルーン 6 aが血管 [0109] 2 7の内壁面 2 7 1 に確実に密着し、 バルーン 6 aより後方 (チューブ基端側) の血液 2 8がバルーン 6 aの前方、 即ち観 察部分へ流入することがなく、 鮮明な画像による観察が可能と なる。 [0110] 次に、 第 4図に示す力テーテルチユ ーブ基端側の操作具 1 7 aの操作用ブランジ 1 9 1 aを把持し、 雄型コネクタ 1 9 aを操作して、 光ファイバ一束 7 aを器具収納用ル一メ ン 一 [0111] 3 a内においてカテーテルチューブの先端側 (第 4図中の矢印 方向) へ移動させ、 第 8図に示すように、 光ファイバ一束の先 端部 7 1 aを器具収納用ルーメ ンの先端開口 3 1 aより所定長 さ突出させる。 これにより器具収納用ルーメン 3 aの内壁に 視野が妨げられることなく、 送光用および受光甩ファィバー 8 a 、 9 aを通じて血管 2 7内の観察が可能となる。 [0112] なお、 観察に際しては、 雄型コネクタ 1 9 aの移動距離を調 節して光ファィバ一束の先端部 7 1 aを観察最適部に位置させ るのがよい。 また、 血管 2 7内の観察部位を血管長手方向に 所定長さ分だけ変更する場合にほ、 バルーン 6 aを収縮させて 血管 2 7に対する固定を解除し、 カテーテルチューブ 1 a自体 を移動させる必要はなく、 上記同様の操作よ り光フアイバー束 の先端部 7 1 aの位置を、 変更する観察部位へ移動させればよ いため、 その作業が極めて簡単である。 なお、 器具収納用 ルーメ ン 3 a、 チューブ 1 1 a、 T字管 1 4 a、 コネクタ チューブ 1 6 aおよび雌型コネクタ 1 8 a内には、 流体注入用 コネクタ 1 5 aよ り注入された液体 (例えば生理食塩水) が予 め充満しているが、 雌型コネクタ 1 8 a と雄型コネクタ 1 9 a との間に介在するシール部材 2 0 aによ り、 この液体、 または 先端開口.3 1 aよ り この液体中に流入した血液が漏出するのを 防止している。 [0113] また、 自然状態 (雄型コネクタに外力が加わらない状態) で は、 雄型コネクタ 1 9 aは、 シール部材 2 0 aの弾性力によ り 雌型コネクタ 1 8 aに対して固定されており、 よって、 光フ ァ ィバ一束 7 aはチューブ本体 2 aに対しその位置が固定されて いる。 [0114] なお、 第 5図に示す操作具 1 7 aを用いる場合には、 ホル ダー 2 2 aの蓋体 2 4 aを筒体に対して所定数回転させ蛇腹管 2 1 aを収縮させて光ファイバ一束 7 aをカテーテルチューブ の先端方向へ所定距離移動させる。 この場合でも、 蛇腹管 2 1 aは密閉型であるため、 前記液体 等の漏出は生じない。 [0115] [第 2実施態様] [0116] 第 9図は、 本発明のカテーテルチューブ 1 cの構成例を示す 縦断面図、 第 1 0図は、 第 9図における X - X線での断面図で ある。 [0117] なお、 この実施態様を説明するにあたり、 前記第 1実施態様 と同様の事項は、 明を省略する。 [0118] 第 9図および第 1 0図に示すよう 1こ、 :カ ーテルチューブ [0119] 1 Cはチユーブ本体 2 cを有し、 その先端部 (第 9図中左側 ) 付近のチューブ外周壁回りにバルーン 3 cが設置されてい る。 [0120] パルーン 3 cおよびチューブ本体 2 cの性状、 構成材料は、 前記と同様である。 [0121] チューブ本体 2 cには、 チューブ本体先端へ開放する兼用 ル一メ ン 4 cが形成されている。 この兼用ルーメ ン 4 cは次 に述べる機能を兼ね備えている。 兼用ルーメン 4 cには、 体 腔内壁を観察または医療処置する観察または医療処置器具とし ての光フアイバー束 7 cが収納されている。 こ の 光 フ ア イ バー束 7 cは、 前記と同様の構成であり、 その先端部はチュー ブ本体 2 cの先端開口 6 c付近に位置している。 [0122] 兼用ルーメン 4 c内においては、 収納された光ファイバ一束 7 c と、 兼用ルーメ ン 4 cの内壁との間に間隙 4 1 cが形成さ れている。 この間隙 4 1 cは、 流体、 特に血管内の観察部分 の血液を排除するための透明液体 (例えば生理食塩水) を送通 するための流路と しての役割りを果す。 即ち 、 カ テーテル チューブ基端側から兼用ル一メ ン 4 c内へ供給された透明液体 2 9 は、 兼用ルーメ ン 4 cの間隙 4 1 cを通過して先端開口 6 cよ り噴出される。 [0123] なお、 兼用ルーメ ン 4 c内は、 上記透明液体を噴出するフ ラ ッシュ用チャンネルと して甩いる場合に限らず、 挿入、 留置 した体腔内へ薬液等を投与し、 あるいは体腔内の液体を吸引す る等、 fitの目的に用いるこ ともできる。 [0124] このように、 兼用ルーメン 4 cは、 透明液体等の流通が順調 になされるために、 その内径には光ファイバ一束 7 cの外径と の関係で好適な範囲がある。 即ち、 兼用ルーメ ン 4 cの内径 は、 光ファィバー束 7 cの外径の 1 . 1〜 5 . 0倍であるのが 好ま しい。 その理由は、 1 . 1倍未満であると、 間隙 4 1 c の横断面積が小さ く 、 透明液体の送液が順調に行なわれず、 ま た、 5 . 0倍を超えると、 チューブ本体 2 cの外径が大とな り、 カテーテルチューブの細径化がなされないからである。 [0125] チューブ本体 2 cには、 兼用ルーメン 4 c内と、 バルーン- 3 c內とを連通する側孔 5 cが形成されている。 即ち、 兼用 ルーメ ン 4 c内を流れる透明液体の一部は、 側孔 5 cよりバ ルーン 3 c内へ流入し、 その液圧によ りソ、'ルーン 3 cを膨張さ せるようになつている。 このように、 兼用ルーメ ン 4 cは、 バルーン膨張用の液体 (本実施例の場合、 血液排除用の透明液 体がバルーン膨張角液体として兼用される) の流路としての機 能も有している。 · なお、 チューブ本体 2 cの長手方向に沿つ て複数のバルーンが設置されている場合には、 全てのバルーン または必要とされるバルーンに対応して、 それぞれ少なく とも 1つづつの側孔 5 cが設けられる。 [0126] 側孔 5 cの形状、 個数および開口面積は、 特に限定されない が、 バルーン 3 cを膨張させるのに十分な流体 (透明液体) を 供給しうる程度の合計開口面積を有するのが好ましい。 [0127] 上述したように、 本実施態様のカテーテルチューブは、 複 数の機能、 即ち、 観察または医療処置器具 (光ファイバ一束 7 c ) の収納、 血液排除用の透明液体等の流路およびバルーン 膨張 液体の流路の 3つの機能:を 1つの兼用ルーメン 4 cに担 持させたこ どにより、 従来、 これら 3つの機能を各々別個の兼 用ルーメ ンによ り果していたのに比べ、 兼用ルーメ ンの数を減 少し、 よってカテーテルチューブの細径化を図るこ とが可能と なった。 [0128] チューブ本体 2 cに設置されているバルーン 3 cの機能、 形 状、 寸法、 形成個数、 取り付け方法等については、 前記と同様 である。 [0129] 以下、 カテーテルチューブ l cの作用について説明する。 第 1 1 図は、 カ ^ーテルチューブ 1 cの使用状態を示す部分 断面側面図である。 [0130] 同図に示すように、 内視鏡と してのカテーテルチューブ 1 c を体腔、 即ち血管 2 7 c内に挿入し、 基端側よ り兼用ルーメ ン '4 cに例えば生理食塩水のような透明液体 2 9を送り込むと、 透明液体 2 9は、 兼用ルーメ ン 4 c内の間隙 4 1 cを図中矢印 方向に流れ、 先端開口 6 c よ り血管 2 7内へ噴出する と同時 に、 側孔 5 cよ りバルーン 3 c内へ流入し、 バルーン 3 cを膨 張させる。 [0131] バルーン 3 cは、 膨張して血管 2 7の内壁面に密着しカテー テルチューブ 1 cを血管 2 7に対して固定すると と もに、 血管 2 7内の血液 2 8の流れを遮断する。 また、 バルーン 3 cの前方 (チューブ先端側) には、 視界の 妨げとなる血液が排除され、 代りに透明液体 2 9が充満され る。 [0132] この状態で送光用および受光用フアイバー 8 G、 9 cを通じ て血管 2 7内を観察することができる。 [0133] なお、 パルーン 3 cの膨張時の寸法と、 血液遮断性との関係 は、 前記と同様である。 [0134] [第 3実施態様] [0135] 第 1 2図は、 本発明のカテーテルチューブ 1 dの搆成例を示 す側面図であり、 第 1 3図は、 その縦断面図である (理解を容 易にするために、 各ルーメンを並列にして示す) 。 [0136] なお、 この実施態様を説明するにあたり、 前記第 1実施態様 と同様の事項は、 説明を省略する。 [0137] 第 1 2図に示すように、 カテーテルチューブ I dはチューブ 本体 2 dを有し、 その先端部 (第 1 2図中左側) 付近のチュー ブ外周壁回りに第 1 バルーン 3 dが設置され、 この第 1バル一 ン 3 dょり基端側 (第 1 2図中右側 ) の所定間隔を隔てた位置 のチューブ外周壁回りに第 2バルーン 4 dが設置されている。 [0138] 第 1および第 2バルーン 3 d、 4 dおよびチュ一ブ本体 2 d の性状、 構成材料は、 前記と同様である。 [0139] チューブ本体 2 dには、 以下に述べるような用途、 機能の異 なる種々のルーメンが形成されている。 [0140] 注液用ルーメ ン 5 dは、 第 1 バルーン 3 d と第 2 バルーン 4 dとの間のチューブ外周壁 2 1 dの任意の部分に形成された ϋ口 5 1 dに連通しており、 前記と同様の機能を有するもので ある。 [0141] 器具収納用ルーメ ン 6 dは、 体腔内壁を観察または医療処置 する観察または医療処置手段と しての光ファイバ一束 1 2 dを 収納するためのものである。 体腔内壁の観察は第 1 バルーン 3 d 第 2バルーン 4 dとの間から行われるため、 器具収納用 ルーメ ン 6 dは、 その間のチューブ外周壁 2 1 dの任意の部分 に形成された開口 6 1 dに連通している。 [0142] なお、 光ファイバ一束 1 2 dは前記と同様の構成であり、 そ の先端部は、 開□ 6 1 d付近に位置している (第 1 3図では、 光ファイバ一束は記載が省略) 。 [0143] バル一ン膨張用ルーメ ン 7 dは、 第 1 3図に示すよ う に、 第 1 バル一ン 3 d内に連通し、 前記と同様、 第 1 バルーン 3 d を膨張収縮させるための流体の流路と して機能する。 またバ リレーン膨張用ルーメ ン 8 dも同様に、 第 2 バルーン 4 d内に連 通し、 第 2 バルーン 4 dを膨張、 収縮させるためのものであ る。 [0144] また、 各バルーン 3 d、 4 d毎にそれぞれバルーン膨張用 ルーメン 7 d、 8 dを設けず、 単 1のバル一ン膨張用ルーメン をバル一ン 3 dおよび 4 dに連通させ、 両パルーン 3 d、 4 d を時間差をおいて膨張、 収縮させるようにしてもよい。 その —例と しては、 バルーン膨張用ルーメンのバルーン 3 dおよび 4 dへの連通口の開口度に差を設け、 所定圧力のバルーン膨張 用流体を流すと先'にバルーン 4 dが膨張し、 その後バルーン 3 dが膨張するような構成とすることができる。 [0145] なお、 第 1および第 2バルーンを膨張、 収縮させるための機 搆は、 必ずしもチューブ本体 2 d内に形成されたルーメンであ る必要はなく、 これらに代り、 チューブ本体 2 d外に各バル一 ン 3 d、 4 dに連通する送気用または送液用ルーメンを有する チューブ等を別途設けてもよい。 [0146] 第 1バルーン 3 dより先端側のチューブ本体 2 dの任意の部 分 チユーブ本体先端でもチユーブ外周壁 2 1 dでもよい) に は第 1開口 9 I dが形成され、 一方第 2バルーン 4 dの基端側 のチューブ本体 2 dの外周壁 2 1 dには第 2開口 9 2 dが形成 されており、 これら第 1開口 9 1 dと第 2開□ 9 2 dとを連通 するバイパス用ルーメ ン 9 dが形成されている。 [0147] このバイパス用ルーメン 9 dを介して血管内の第 1 バルーン 3 dよ り先端側の血液 2 8 と第 2バルーン 4 dよ り基端側の血 液 2 8 とが流通することが可能となる (第 1 7図参照) 。 [0148] なお、 チューブ本体 2 d の外径および各ルーメ ン 5 d、 [0149] 6 d、 7 d、 8 d、 9 dの内径は、 挿入する体腔 (血管 2 7 ) 內径に応じて適宜決定すればよいが、 特にバイパス用ルーメ ン 9 dの内径は 0 . 3 m m以上とするのが好ま しい。 その理由 は、 内径 0 . 3 m in未満では血液の流れが困難となるからであ る。 [0150] 第 1 バルーン 3 dおよび第 2バルーン 4 dは、 膨張時に挿入 する体腔内壁面に密着するようになっており、 体腔に対しカテ 一テルチューブ 1 dを固定する役割り と、 第 1 バルーン 3 と 第 2 バルーン 4 (1との間で視界の妨げとなる血液を排除し、 透 明液体に置換するに際しての血液の流入を遮断する役割り を 持ってレヽる。 [0151] なお、 第 1 バルーン 3 dおよび第 2 バルーン 4 dの形状、 寸 法、 取り付け方法等については、 前記と同様である。 [0152] ま た、 第 1 バルー ン 3 d と第 2 バルー ン 4 と の間隙距 離 Sは 1 〜; L 0 0 m mとするのがよい。 その理由 は 、 S 力 1 0 0 m mより大きいとルーメン 9 dのバイパス距離が長くな り、 よって流路抵抗が大となり、 また透明液体のフラッシュ量 が多量となり人体への安全性も低下し、 また Sが 1 m m未満だ と血管壁の観察が困難となるからである。: [0153] 以下、 カテーテルチューブ 1 dの^ [乍用について説明する。 第 1 5図、 第 1 6図および第 1 7図は、 カテーテルチューブ 1 dの使甩状態を示す部分断面側面図である。 [0154] 第 1 5図に示すように、 内視鏡としてのカテーテルチューブ I dを体腔、 即ち血管 2 7内に挿入し、 バルーン膨張用ルーメ ン 8 dより第 2バルーン 4 d内に流体を送り込んで第 2パル一 ン 4 dを膨張させると、 窠 2バルーン 4 は、 血管 2 7の内壁 面 2 7 1に密着し、 カテーテルチューブ 1 dを血管 2 7に対し て固定するとともに、 血管 2 7內の血液 2 8の流れ (図中、 左 右いずれの方向でも可能) を遮断する。 [0155] この状態で第 1 6図に示すように注液用ルーメン 5 dを通じ て開口 5 1 dより生理食塩水のような透明液体 2 9を噴出さ せ、 第 2バル一ン 4 dより先端側の血液を押し出して排除し、 代りに透明液体 2 9を充満させる。 [0156] 次いで、 第 1 7図に示すように、 バルーン膨張用ルーメ ン 7 dより第 1バルーン 3 d内に流体を送り込んで第 1バルーン 一 — [0157] 3 dを膨張させ、 血管 2 7の内壁面 2 7 i に密着させる。 [0158] この状態で血管 2 7内の第 1 バルーン 3 d と第 2 バルーン [0159] 4 dの間には視界の妨げとなる血液の代り に透明液体 2 9が充 満され、 チューブ外周壁 2 1 dに形成された開口 6 1 dよ り送 光用および受光用ファイバー 1 0 d、 l i dを通じて血管の内 壁面 2 7 1 を観察することができる。 [0160] なお、 第 1 および第 2 バルーン 3 d、 4 dの膨張時の寸法 と、 血液遮断性との関係は、 前記と同様である。 [0161] なお、 カテーテルチューブ 1 d自体を血管 2 7内で回転させ るこ とによ り、 血管内壁面 2 7 1 の全周にわたって観察するこ とができる。 [0162] —方、 第 1 バルーン 3 dの先端側の血液 2 8 と第 2 バルーン 4 dの基端側の血液 2 8 は、 バイパス用ルーメ ン 9 dを介し て相互に流通可能となっている。 例えば第 2 2 図中の矢印 2 8 1方向に血液が流れていたとすれば、 第 2 バルーン 4 の 基端側の血液 2 8は、 第 2開口 9 2 dから入りバイパス用ルー メ ン 9 d内を流れて第 1 開口 9 1 dから第 1 バルーン 3 dの先 端側へ出る。 このように観察中においても、 血管 2 7内の血 液の流通が確保されるため、 長時間の観察が可能となる。 [0163] また、 血管内の観察部分は、 血管内壁面 2 7 1 に密着する第 1バルーン 3 dおよび第 2バルーン 4 dで仕切られた範囲内で あるため、 両バルーン間の透明液体 2 9内へ血液 2 8が流入す ることがなく、 鲜明な観察が可能となる。 [0164] なお、 上記第 1〜第 3実施態様についての説明では、 送光用 および'受光甩ファィバーにより血管内を観察する場合について 述ベたが、 本発明の力テ一テルチューブの用途はこれに限定さ れるものではなく、 例えば、 薬液の投与、 光ファイ 一を通じ てのレーザー光線の照射、 目的部位に挿入する際の先端誘導等- 広い分野に応用が^ I能である。 [0165] 以下、 本発明の具体的な実施例を挙げ、 本発明をさらに詳細 に説明する。 [0166] (実施例 1 ) [0167] 第 1図、 第 2図、 第 3図および索 4図に示す構造の力テーテ ルチューブを作製した。 この力テーテルチユーブの諸条件 は、 次の通りである。 [0168] くチューブ本体〉 . [0169] 材質 : X線造影剤入りポリ塩化ビュル製 [0170] 外径: 約 2 . 5 m m [0171] 全長: 約 1 . 5 m [0172] ルーメン : 3 ルーメ ン 透明液体噴出用ルーメ ン 1本、 [0173] フ ァイバー収納用ルーメ ン (内径 1 . 2 m m ) 1本、 [0174] バルーン膨張用ルーメン 1本、 [0175] ルーメ ン収納物 : [0176] イ メ ージフ ア イ パー (約 2 〜 3 mの石英フ ァ イ ノ ーを 約 2 0 0 0本束ねたもの) と、 ライ トガイ ド (約 5 0 mの石 英ファイバーを 2 5本束ねたもの) を一体化して外径約 0. 8 mm Φである一つの光ファイバ一束と した。 イメージフアイ ^ バーの端面に凸レシズを装着し、 ライ トガイ ドから照射された 光を受け被写体像をィメージフアイバーの端面に結ぶ。 [0177] <ノ ルーン〉 [0178] 材質 : ラテヅ クスゴム [0179] 厚さ : 約 1 5 0 μ m [0180] 形状 ': シリ ンダー状 [0181] 有効長 : 7 m m [0182] 膨張時直径 : 6 m m取付け方法 : チューブ本体に対し糸でしば りつける [0183] <カテーテルチューブ基端側 > [0184] 操作具 Z第 3図に示す構造 シリ ンダ状雌型コネクタ [0185] 全長: 40 mm [0186] 內径: 7. 8 mm [0187] ビストン状雄型コネクタ [0188] 全長: 40 mm [0189] 外径: 7. 2 mm [0190] シール部材 [0191] シリ コーンゴム製リ ング [0192] (雄 コネクタに接着) [0193] 外径: 8 0 mm、 [0194] 内径 : 7. 0 mm [0195] 移動範囲: 3 0 m m [0196] イメージフ ァイバーの基端にはイメージコネクタ 9 1 aを介 して接眼レンズを装着し、 直接観察を可能とした。 ライ トガ イ ドの基端にはラィ トコネクタ 8 1 aを装着し、 これを白色光 源に接続した。 透明液体噴出用ルーメンに接続されたチュー ブの基端にはルアーテーパー受け口を持つ活栓 (フラヅ シュコ ネクタ 2 5 a ) を装着し、 これにシリ ンジ A t を接続し、 生理 食塩水をルーメンに供給可能どした。 バルーンへ連通する ルーメンに接続さたれチューブの基端には、 ルアーテーパー受 ^ [0197] け口をもつバルブ (バルーンコネクタ 2 6 a ) を装着し、 これ にシリ ンジ Bを接続してバルーンへ膨張用の流体 (生理食塩 水) を注入可能と した。 このようなカテーテルチューブを、 光フアイバー束の先端部がルーメン内に引っ込んだ状態で内径 約 5 m mの血管内に挿入した。 ま ず、 手動に よ り シ リ ン ジ B を操作してバルーンを膨張させ、 カテーテルチューブを血 管に対して固定するとともに、 血液の流れを遮断した。 次い で、 シ ンジ A を操作して、 血管内に生理食塩水 1 . 5 m £ を注入すると とも ίこ、 バルーンを膨張させ、 カテーテルチュー ブを血管に対して固定する と と も に、 血液の流れを遮断し: た。 [0198] バルーンよ り前方の血管内には、 生理食塩水が充満してい i [0199] 次いで、 操作具の雄型コネクタを操作し、 光ファイバ一束を カテーテルチューブの先端側へ 1 . 5 c m移動させ光フ アイ バー束の先端をルーメ ンの先端開口よ り約 l c m突出させた。 [0200] この状態で接眼レンズをのぞき、 またはビデオモニダ画面に て血管内壁面の観察を行ったところ、 観察部分への血液の流入 もなく、 鮮明な観察を行う ことができた。 (実施例 2 ) [0201] 第 9図および第 1 0図に示す構造のカテーテルチューブを作 製した。 このカテーテルチューブの諸条件は、 次の通りであ る。 [0202] <チユーブ本体 > [0203] 材質: X線造影剤入りポリ塩化ビュル製 [0204] 外径:約 1 . 4 mm [0205] 全長:約 1 . 5 m [0206] ルーメン :兼用ル メン 1本、 [0207] 内径 1 . 0 mmルーメン [0208] 収納物 : 前記実施例 1 と同様 [0209] ぐバルーン〉 [0210] 材質: シリ コーンゴム ' [0211] 厚さ :約 1 5 0 j m [0212] 形状: シリ ンダー状 [0213] 有効長: 7 mm [0214] 膨張時直径: 6 m m [0215] く側孔>: [0216] 個数 : 1個 [0217] 開口面積 : 約 1 mm2 <カテーテルチューブ基端部 > [0218] イメージファイバーの基端には接眼レンズを装着し、 直接観 察を可能と した。 ライ トガイ ドの基端には光コネクタを装着 し白色光源に接続した。 兼用ルーメ ンの基端にはルアーテー パー受け口を持つ活栓を装着し、 これにシリ ンジ A 3 を接続 し、 生理食塩水を兼用ルーメ ンに供給可能と した。 [0219] このようなカテーテルチューブを、 内径約 3 m mの血管内に 揷人した。 [0220] 次いで、 シ リ シジ A 3 を操作して、 血管内に生理食塩水 1 . 5 m £を注入すると ともに、 バルーンを膨張させ、 カテー テルチューブを血管に対して固定すると と もに、 血液の流れを 遮断した。 [0221] バルーンの前方 (チューブ先端側) には、 生理食塩水が充満 していた。 この状態で接眼レンズをのぞき、 またはビデオモ ニタ画面にて血管内壁面の観察を行ったところ、 観察部分への 血液の流入もなく 、 鮮明な観察を行う こ とができた。 [0222] (実施例 3 ) [0223] 第 1 2図、 第 1 3図および第 1 4図に示す構造のカテーテル チューブを作成した。 このカテーテルチューブの諸条件は、 次の通りである。 <チユーブ本体〉 [0224] 材質 : X線造影剤入りポリ塩化ビ ル製 [0225] 外径:約 2 · 5 m m [0226] 全長:約 1 . 5 m [0227] ルーメン : 5ルーメ ン [0228] 透明液体噴出甩ルーメン 1本、 [0229] フ ァイバー収納用ルーメ ン 1本、 [0230] 第 1および第 2バルーン膨張用ルーメン各 1本、 [0231] ノ ィパス用ルーメシ (内径 1. 2 mm) 1本 [0232] ルーメン収納物: [0233] 光フアイバー束の外径を約ひ. 9 mm φ とした以外は、 前記 実施例 1 と同様。 [0234] く第 1 バルーン〉 [0235] 材質 : ラテッ クスゴム [0236] 厚さ :約 1 5 0 urn [0237] 形状: シリ ンダ一状 [0238] 有効長: 7 mm [0239] 膨張時直径: 6 mm [0240] く第 2パルーン〉 [0241] 材質ペ ラテツ クスゴム 一 一 厚さ : 約 1 5 0 μ m [0242] 形状 : シリ ンダー状 [0243] 有効長 : 7 m m [0244] 膨張時直径 : 6 m m [0245] 第 1 バルーンとの間隙距離 S : 2 5 m m [0246] <カテーテルチューブ基端部 > [0247] イメージファイバーの基端には接眼レンズを装着し、 直接観 察を可能と した。 ライ トガイ ドの基端には光コネクタを装着 し白色光源に接続した。 透明液体噴出用ルーメ ンの基端には ルアーテーパー受け口を持つ活栓を装着し、 これにシ リ ンジ A 4 を接続し、 生理食塩水をルーメ ンに供給可能と した。 第 1 および第 2バルーンへ連通する各ルーメ ンの基端には、 それ ぞれルアーテーパー受け口をもつバルブを装着し、 これらにシ リ ンジ B 4 および C 4 を接続して各バルーンへ膨張用の流体 (生理食塩水) を注入可能とした。 このようなカテーテルチ ユーブを;内径約 5 m mの血管内に挿入した。 まず、 手動によ り シリ ンジ C 4 を操作して第 2バルーンを膨張させ、 力テーテ ルチューブを血管に対して固定すると と もに、 血液の流れを遮 断した。 [0248] 次いで、 シ リ ンジ A 4 を操作して、 第 1 バルーンょ り先端 側の血管内に生理食塩水 1 . 5 m £を注入し、 血液を排除し た。 [0249] その後、 手動によりシリンジ B 4 を操作して、 第 1パルーン を膨張させた。 第 1バルーンと第 2バルーンの間には、 生理 食塩水が充満していた。 [0250] この状態で接眼レンズをのぞき、 またはビデオモニタ画面に て血管内壁面の観察を行ったところ、 観察部分への血液の流入 もなぐ、 鮮明な観察を行うことができた。 [0251] この観察に要し 時間は約 1分であった。 なお、 観察中 も、 血管内ではバイパス用ルーメンを介して血液の流通が生じ てレ、た。 . 産業上の利用可能性 [0252] 本発明の第 1態様によれば、 光ファイバ一束のような観察ま たは医療処置器具をチューブ本体軸方向に移動させるとともに 光フアイバー束をチューブ本体に対し所要の位置に固定する操 作具を設け、 カテーテルチューブの体腔への揷入時には光ファ ィバ一束の先端部をル一メン內に引っ込んだ状態とし、 観察時 にはルーメンより外部へ所定長さ突出させるこどにより、 体腔 への挿入時に光ファィバー束の先端面に傷付きが生じるのを防 止し、 鮮明で視野の広い観察を行う こ とができる。 [0253] また、 観察または医療処置器具の固定は、 カテーテルチュー ブ基端側の操作具によ り行っているため、 従来のように光フ ァ ィバー固定用の接着剤が受光面である光ファィバー先端面に付 着し、 観察画像の鮮明度を低下させるという こ とがない。 [0254] さらに、 観察部位等を変更 (体腔長手方向) する場合に、 煩 雑な作業を要するカテーテルチユ ーブ自体の移動を必要とせ ず、 操作具によ り観察器具を移動させるだけでよいため、 極め て簡単な作業で観'察部位等の変更をするこ とができる。 [0255] 本発明の第 2態様によれば、 光ファイバ一束のような観察ま たは医療処置手段の収納、 透明液体のよ うな流体の送通および バルーン膨張用流体を 1つの兼用ルーメ ンによ り兼用するこ と によ り、 兼用ルーメ ン数を減少し、 よってカテーテルチューブ の細径化を図ることができる。 こ れ に よ り 、 カ テー テ ル チューブを内視鏡に適用した場合、 よ り内径の小さい体腔、 例 えば血管、 尿管、 胆管の観察を行う こ とが可能となる。 ま た、 血液の流れを遮断するためのバルーンの膨張および観察部 分よ り血液を排除するための透明液体の噴出を 1 つの作業によ り同時に行う ことができるので、 簡単な作業で観察を行う こ と ができる。 本発明の第 3態様によれば、 体腔内の第 1バルーンと第 2バ ルーンとで仕切られた空 において体腔内部の観察や医療処置 を行うので、 例えば、 血管内壁の内視鏡による観察を行う場合 には、 第 1バルーンと第 2パルーンの間に充満された透明液体 内へ視界の妨げとなる血液が流入することがなく、 鮮明な観察 が可能となる。 [0256] さらに、 チューブ本体にバイソ°ス甩ルーメンを設けた場合に は、 体腔内部の観察中等においても、 このバイパス用ルーメ ン を介して体腔内の龛 1バルーンより先端側の流体 (例えば血管 内における血液) と第 2バルーンより基端側の流体が流通可能 となる。 [0257] これにより、 観察に際し血管内の血液流の遮断を伴う従来の 内視鏡では、 人体の安全上の制約から長時間の観察ができな かったが、 本発明によれば、 観察中においても血液の流通が確 保されるため、 長時間の観察が可能な内視鏡が提供される。 [0258] 従って、 本発明のカテーテルチューブでは、 鮮明で広範囲な 観察ができ、 細径化が可能であり、 また長時間の観察が可能と なるため、 例えば血管、 尿管、 胆管のような比較的内径の小 さい体腔の観察または各種医療処置を行うためのカテーテル チューブに適用することができる。
权利要求:
Claims 請求 の 範 囲 ( 1 ) 体腔に挿入して用いられるカテーテルチューブであつ て、 チューブ本体と、 前記チューブ本体先端部のチューブ外周壁回りに設置された 膨張、 収縮自在な少なく とも 1つのバルーンと、 前記チューブ本体に形成され、 チューブ本体先端部へ開放す る器具収納用ルーメ ンおよび注液用ルーメ ンと、 前言己チューブ本体に形成され、 前記バルーン内へ連通するバ ルーン膨張甩ルーメ ンと、 前記器具収納用ルーメンに収納され、 前記体腔内を観察また は医療処置するための観察または医療処置器具と、 前記カテーテルチューブの基端側に設置され、 前記器具収納 用ルーメ ンの基端側を液密に保持しつつ、 前記観察または医療 処置器具を前記チューブ本体軸方向に移動させ、 前記観察また は医療処置器具を前記チューブ本体に対し所要の位置に固定す る操作具とを有するこ とを特徴とするカテーテルチューブ。 ( 2 ) 前記観察または医療処置器具は、 光ファイバ一の束であ り、 前記器具収納用ルーメンの内径は、 前記光フ ァイバ一の束 の外径の 1 . 1〜 3 . 0倍である請求の範囲 ( 1 ) に記載の力 テーテルチューブ。 ( 3 ) 前記光ファイバ一束の表面および Zまたは前記器具収 鈉用ルーメ ンの内面には潤滑処理がなされている請求の範囲 ( 1 ) または ( 2 ) に記載のカテーテルチューブ。 (4) 前記操作具は、 前記器具収納用ルーメンの基端部に連通 するよう接続されたシリンダ状の雌型コネクタと、 該雌型コネ クタの内筒にシール部材を介して揷入され、 かつ前記観察また は医療処置器具が固着されたビス卜ン状の雄型コネクタとで構 成される請求の範 H ( 1 ) 〜 (3 ) のいずれかに記載のカテ一 テルチューブ。 ( 5 ) 前記操作具は、 前記器具収納甩ルーメンの基端部に連通 するよう接続され、 その基端部に前記観察または医療処置器具 が固着された密閉型蛇腹管と、 該蛇腹管を収納し、 蛇腹管の伸 縮度を規定しうるホルダーとで構成される請求の範囲 ( 1 ) 〜 ( 3 ) のいずれかに記載のカテーテルチューブ。 ( 6 ) 前記操作具による移動範囲は、 前記観察または医療処置 器具の先端部が、 前記器具収納用ルーメン内部の保護位置から 器具収納用ルーメンの先端開口より 0〜2 O mm突出した位置 までである請求の範囲 ( 1 ) 〜 ( 5 ) のいずれかに記載の力 テーテルチューブ。 ( 7 ) 体腔に挿入して用いられるカテーテルチューブであつ て、 チューブ本体と、 前記チューブ本体先端部付近のチューブ外周壁回り に設置さ れた膨張、 収縮自在な少なく とも 1 つのバルーンと、 前記チューブ本体に形成され、 前記体腔内を観察または医 療処置するための観察または医療処置器具を収納し う る前記 チューブ本体先端部に開放した兼用ルーメ ンであって、 その観 察または医療処置器具と兼用ルーメンの内壁との間に流体が通 過可能な兼用ルーメ ンと、 前記兼用ルーメ ン内と前記バルーン内とを連通する側孔とを 有するこ とを特徵とするカテーテルチューブ。 ( 8 ) 前記観察または医療処蘆器具は、 光ファイバ一の束であ り、 前記兼用ルーメンの内径は、 前記光ファイバ一の束の外径 の 1 . 1〜 5 . 0倍である請求の範囲 ( 7 ) に記載の力テーテ ルチューブ。 ( 9 ) 体腔に挿入して用いられるカテーテルチューブであつ て、 チューブ本体と、 前記チューブ本体先端部付近のチューブ外周壁回り に設置さ れた膨張、 収縮自在な第 1 バルーンと、 前記第 1バルーンより基端側に所定間隔を隔ててチューブ外 周壁回りに設置された膨張、 収縮自在な第 2バルーンと、 前記第 1バルーン内および第 2バルーン内へ連通するバル一 ン膨張用ルーメ ンと、 前記第 1 バルーンと第2バルーンの間から前記体腔内を観察 または医療処置する観察または医療処置器具を収納しうる器具 収納用ルーメンと、 前記第 1バル一'ンと第 2バルーンの間のチューブ外周壁に開 放する注液用ルーメンとを有することを特徵とするカテーテル チューブ。 ( 1 ひ) 前記チューブ本体は、 前記第 1パルーンより先端側の チューブ本体に形成された第 1開口と前記第 2バルーンよ り基 端側のチュ一ブ本体に形成された第 2開口とを連通するバイパ ス用ルーメ ンを有する請求の範囲 ( 9 ) に記載のカテーテル チューブ。 ( 1 1 ) 前記第 1 パル一ンの基端側と第 2バルーン先端側との 間隔ほ 1〜 1 0 0 m mである請求の範囲 ( 9 ) または ( 1 0 ) のいずれかに記載のカテーテルチューブ。 ( 1 2 ) 前記バルーンは、 その膨張時の最小直径が挿入する体 の最大内直径と ほぼ同等以上である請求の範囲 ( 1 ) ( 1 1 ) のいずれかに記載のカテーテルチューブ。
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